技術紹介
技術紹介Technology
粘着製品の開発・生産、高度な技術で業界を牽引
当社の技術者は、35年以上にわたり絆創膏の開発に携わってきました。通気性に優れ、長時間貼り続けても蒸れることのないウレタン不織布を使った絆創膏や、極薄のウレタンフィルムを使用した防水性、耐水性に優れた絆創膏など、現在主流となっている高品質な絆創膏を国内外に先駆けて開発、業界の技術向上を支えてきました。
これまで培った豊富な経験と世界有数の確かな技術力で、極薄ウレタンフィルムを使った創傷被覆材やウレタンフィルムにシリコーン粘着剤を組み合わせた絆創膏など、使う人の細かなニーズに応えるオリジナル商品を開発しています。
また、繊細な医療素材をさまざまな形にカットする高度な技術を有するため、多種多様なOEM生産を可能としています。工場では、FA化・IT化・省力化を進めることで生産性を最大限に高め、コストダウンやOEM製品の付加価値向上にも貢献しています。
品質管理Quality
最新設備が整うクリーンルーム、品質を守る最後の砦は「人」
QMS(Quality Management System:医療機器および体外診断用医薬品の製造管理および品質管理の基準に関する省令)に基づいた工場で、安全面や衛生面を徹底管理しています。
特にクリーンルームには厳しい衛生基準を設定しています。ルーム内では、常に空気中の浮遊微小粒子や微生物などを高性能フィルタで除去した清浄な空気が供給され、外の空気が入らないように陽圧にコントロールしています。機械オペレーターや作業者は出入りの際にエアーシャワーを浴び、ゴミや細菌などを持ち込まないよう細心の注意を払っています。しかしながら、万全の生産体制を整えていても、繊細な医療素材は温度や湿度などにより変化することがあります。自動化が進む工場でも、安定した製造や品質管理を監督するのは、各ラインに配置された「人」になります。当社では責任感と幅広い知識を持つ精鋭のオペレーターたちが、徹底したチェック体制で製品の安定生産を支えています。